2010年03月31日

『ドル亡き後の世界』



著者は副島隆彦氏

2008年の金融危機を予測し、オバマ大統領の誕生も早くから
予測していたという副島氏の大胆な予測が売り。

果たして今後も予測どおりに進むのか?

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副島氏の本を初めて読んでみた。

読みやすい内容で一気に読めたが、強烈な自信と他者の罵倒が
多く、あまり心地よくはなかった。

本書に記載されている副島氏の予測をいくつか挙げてみる。

・アメリカの景気は2010年3月ごろから崩れ、2010年の末には
 恐慌に突入する。そして、アメリカは2012年には大底へ向かう。
・日経平均株価は4500円まで暴落する。これは決まっていること。
・中国がアメリカ国債を売り、1ドル10円時代に突入する
 可能性がある。
・日米ともに国債が暴落し、長期金利が上昇する。
・オバマ大統領は任期途中で辞任する


果たしてこの予測がどれだけ当たるか?
注目して結果を見たい。

読んで気になったのは、断定口調が多いわりに、詳細な根拠を
示していないこと。
そのため、本当なのか?と思ってしまう。

例えば、故中川昭一氏のG7での酩酊会見。
副島氏は、中川氏はアメリカによって失脚させられたと
主張している。

中川氏の「日本はもうこれ以上、米国債を買い増ししたくない。
アメリカは金融危機の責任を自覚すべきだ。」
という正論にアメリカが怒ったというのだ。
それに協力した日本の官僚が中川氏のワイングラスに薬物を
入れたと暴露している。

にわかに信じられない話だが、真偽のほどはともかく、
こういう見方もあるのかと参考になった。

あと、民主党を汚れていない政党として期待しているが、
これは全くの期待はずれだったようだ。

全体としては、このような大胆なことを言える人は他には
いないのではないかという感想を持った。

あの植草一秀氏との共著「売国者たちの末路」も読んでみたい。

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世界権力者 人物図鑑

売国者たちの末路

悪魔の用語辞典―これだけ知ればあなたも知識人


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posted by yamataka at 23:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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