2009年12月30日

『坂の上の雲』3,4



第3巻で早くも日露戦争が始まります。
ということは、全8巻のうち3/4が日露戦争ということに
なります。

また、第3巻の最初で正岡子規が死ぬのも寂しいです。

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日露戦争が避けられない状況になり、数多くの人が必死になって
ロシアに負けない道を探ります。

林薫は日英同盟に奔走します。
山本権兵衛は海軍の体制を整えます。
秋山好古は騎兵の研究・訓練を行うだけでなく、敵情視察も
行います。
秋山真之はバルチック艦隊を打ち破る戦術を考えます。

そうこうするうちに日露戦争が開戦します。

その中で日本兵に最大の犠牲者が生じたのが旅順攻撃です。

何故、旅順を攻撃しなければならなかったか?

海軍はロシアの旅順艦隊に打撃を与えましたが、全滅させる
ことはできませんでした。
バルチック艦隊が日本海に到着する前に旅順艦隊を全滅させる
必要がありました。
そこで、海軍が陸軍に旅順要塞の攻撃を要請したのです。

旅順攻撃を行っていたのは第三軍。
司令官は乃木希典。参謀長は伊地知幸介

乃木希典に関しては、名将説もありますが、司馬遼太郎は
乃木希典、伊地知幸介の二人を愚将として描いています。

旅順攻撃では何の策もなく、ひたすら犠牲者を増やすばかり
でした。
その中で「司令部は砲弾が届かない後方に位置している」という
批判があり、乃木希典は「前へ出よう」と言ったが、
伊地知幸介が頑として聞かなかったとの記述があります。

そのため、前線の状況が分からないまま、指揮を続けていた
そうです。

このことは、現代企業の経営者や管理職にとって、
大きな教訓となると思います。
現場のことを理解せずに「あれやれ」「これやれ」と命令
するだけの管理職はどの職場にもいるのではないでしょうか。

後方から命令だけ出していると思われている管理職は要注意です。
改善しないと部下からの信頼を得ることはできません。

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坂の上の雲 第1部―NHKスペシャルドラマ・ガイド (教養・文化シリーズ)


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posted by yamataka at 15:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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